アディショナルタイムとは？ロスタイムとの違いは何？

アディショナルタイムとは何か？

サッカーの試合は前半４５分＋後半４５分の計９０分で行われます。

しかし、試合中に選手が怪我をしたり、選手交代をしたりすることで
プレーが一時的に止まったりすることがあります。

この失った分のプレー時間を元の時間に合わせる（加える）時間を
アディショナルタイムといいます。

どのように合わせるかといいますと、試合中、主審が止まった時間を計っていて、
前半終了時間と後半終了時間に止まっていた時間を掲示します。

この時間がアディショナルタイムで
この時間を経過することでようやく試合が終了します。

流れとしては、
前半４５分経過＋アディショナルタイム＋後半４５分経過＋アディショナルタイム
という感じで進行していきます。

アディショナルタイム中のアディショナルタイム

上記でアディショナルタイムについての説明をさせて頂きましたが、
１つ疑問が生まれた方もいると思います。

それは、「アディショナルタイム中に試合が止まったらどうなるんだ？」
とうことです。

いきなり結論からいきますと
アディショナルタイム中の中断時間はアディショナルタイムに追加されます。

例えば、アディショナルタイム中に両チームが熱くなり、乱闘騒ぎになったとします。
このような場合には主審によって時間が止められ、アディショナルタイムが伸びます。

ただし、アディショナルタイム中の追加時間は主審によって掲示されませんので、
試合がいつ終了するのか主審にしかわかりません。

この不透明な時間がどうにかならないのかと私は密かに思っていたりします笑

アディショナルタイムとロスタイムの違い

アディショナルタイムとロスタイムの違いについては、
大きな違いはありません。

ロスタイムは日本特有の表現であり、
アディショナルタイムは国際的に用いられている表現です。

日本でも海外での呼び方に合わせようということで
最近ではアディショナルタイムという呼び方に統一されています。

アディショナルタイムとロスタイムどちらの呼び方がいい？

アディショナルタイムは
additional time＝加えられた時間

ロスタイムは
loss of time＝失われた時間
（loss of timeは和製英語で造語のようです）

アディショナルタイムは加えられた時間のことで前向きな考え方でいい！！

という考え方もあるようですが、私はそうかな・・・と思います。

負けているチームからすれば、追加時間はあった方がいいし、
勝っているチームからすれば、追加時間はない方がいい。

要は勝っているチームからすれば、
加えられた時間はネガティブなものでしかないのです。

必ずしも追加時間が前向きなものかというとそうではなく、立場によって変わります。
だったら自分が応援しているチームの立場によって使い別けるというのもおもしろいような気はします。

まあどっちでもいいですけどね！！笑