初冠雪とは何？見られる時期と観測方法について

「初冠雪」の読み方はご存知でしょうか？
アホな私は「はつかんむりゆき」だと思っていました。

正しくは「はつかんせつ」と読むようです。
個人的には「はつかんむりゆき」の方がしっくりくるのですが…

意味は、
夏を過ぎて、山の頂上付近に初めて積雪が観測された時のことをいうようです。

雪の降る条件

地上で雪が降る条件としては、一般的に、

地上の気温が３℃以下の時
上空１５００ｍあたりの気温が氷点下６℃未満
上空５５００ｍであれば氷点下３０℃未満

Wikipedia引用

その他にも湿度が大きく関係していて、
空気が乾燥していると雪が降りやすく、
空気が湿っていると雨になりやすいようです。

初冠雪の観測方法

ふもとにある気象台や測候所から山の頂上を見て、白くなっていることが確認できたら、初冠雪と認定されます。測定方法は、目視で行い、機械は使わないで行うようです。

天候不良で山の頂上が見えない場合は、たとえ頂上に雪が積もっていたとしても、目視で確認できないため、天候不良が解消されてから初冠雪が観測されます。

つまり、
目視で確認できない場合は、雪が降っていたとしても、初冠雪として認定されない
ということみたいです。

結構アバウトな観測方法なんですね。
観測というからにはもっと厳密に行われるものだと思っていたので、びっくりしました。

富士山ではどのくらいの時期に見られる？

９月初旬から１０月終わりくらいまでに見られるようです。
ちなみに１８９４年に観測を開始してから今までの

最速は、２００８年８月９日
最遅は、１９５６年１０月２６日
のようです。

ただ確認方法が目視なので、実は雪が降っていたということも考えられますよね。
この動画の方のように上空から確認できれば、もう少し目視の精度が上がりそうですかね。

空を飛ぶため、天候不良に対処できないのは変わりませんが…
富士山の積雪は動画の最後にちょろっと写っています。


空からの映像は、すごくきれいなのですが、実際に飛んで風景を見るとはどういった感覚なのでしょうか？私は足がぶらぶらしているのを見るだけで恐怖心を掻き立てられます笑

最後に話が反れてしまいましたが、９月～１０月終わりまで見られるようなので、富士山を見る機会があれば、初冠雪後の雪が積雪された富士山をみたいですね。