きらの里 旅行記！離れ「竹ぶえ」の部屋の様子はどうだった？

先日、「八幡野温泉郷 杜の湯 きらの里」に宿泊してきました。

気付いたことを私なりに振り返ってみたいと思います！

きらの里は、普通の旅館っぽくない変わった雰囲気の旅館だった。

突然ですが、皆さんは「普通の旅館」と聞いて
どのような旅館を思い浮かべますか？

宿泊施設が立派で、
綺麗な景色が見えて、
そこそこ豪華な食事が出てくる…

私が思いつく「普通の旅館」とはこんなイメージですかね。




一方、きらの里はというと、
このような抽象的なイメージではないんですよね。

きらの里は、
とにかく「村」というテーマにこだわっています。




敷地6600坪の広大な土地を惜しげもなく利用して、
一つの擬似集落を作り上げています。

建物は、懐かしい古民家風。

景色は、生い茂る木々の葉。

食事は、旬の食材を使用。

とにかく村らしさを追求しているように感じました。




きらの里の特徴としてはもう一つ、
「エンターテインメント性」を追求している感じを受けました。


敷地内を少しばかり散策すれば、
のどかな風景が広がっていて、

日々の喧騒を忘れさせてくれるような作りになっていましたし、

  
 
集落内ではイベントが用意されていて、
宿泊客の方が楽しめるようになっていました。
（画像は焼き芋の無料配布に使うドラム缶）



このように、

単なる宿泊施設としてではなく、
アトラクション的な要素を兼ね備えている点も他の旅館とは違うのかなあと感じました。


では、ぼちぼち、
「きらの里」宿泊の流れ編の方に移りたいと思います。

チェックイン！

きらの里へは16時に到着しました。
帳場（フロント）へ行きすぐに手続きを始めます。

   

すると近くのテーブルで仲居さんが、
お部屋の場所や温泉の説明、夕食の内容（海鮮しゃぶしゃぶor溶岩焼き）
と時間帯をどうするか聞いてきました。


きらの里では、夕食の時間帯が二部制になっていて、

チェックインの際に、
17:30〜か20:00〜、どちらかを選択します。

ここで注意するべき点としては、
夕食の時間帯を決めるのは基本的に先着順であることです。




食事処の席には限りがあるので、
先にチェックインした人から時間帯を決められるとのこと。

到着時間の目安に関してはわかりかねますが、
15時代にチェックインしても希望の時間帯（17時半が人気）
で予約できないことがあるようなので、

希望がある場合は、
早め早めにチェックインした方が良いと思います。

対策としては、一応、夕食事前予約のプランがあるようなので、
そちらを利用するのも手だと思います。




さて、私達はというと･･･

祝日の16時ピッタリにチェックインでしたが、食事の時間帯を選ぶことができました！
（さっきの話なんだったんだw）


みなさん、

そこまでお腹が空いていないということだったので、
20時を選択。

夕食の内容は、伊豆という土地柄を考慮して、
「海鮮しゃぶしゃぶ」を選択しました。



手続きを終えると、
仲居さんが部屋まで案内してくれるとのことでフラフラついて行きます。

荷物に関しては、
宿の方が持っていってくれるわけではないので、各自で運搬しました！

部屋編

仲居さんの案内で到着したのは、
「離れ 竹ぶえ天101」という端っこのお部屋でした。

  
さすが、「離れ」と冠されるだけあって、温泉施設からは結構離れている感じ！！


それに見てください、
道中にあるこの坂を… 

  

わかりづらいと思いますが、登りは結構キツイですよ（笑）
では、いざ、入室です。

玄関先

玄関先の扉は、  

  

ガラガラと横に引く木の扉。
玄関には、下駄や雨用の傘が用意されていました。

居間

    
  

思ったより広くはないですね。

大の大人4人が一斉に腰を下ろすと、
さすがに窮屈な感じは否めなかったかな。

3人くらいであれば、
丁度いい広さだったとは思います。




部屋の中央に目を向けると、
我が家では、絶滅危惧種に指定されている「こたつ」が陣取っておりました。

宿の方わかっております。

寝室

寝室には布団があらかじめ敷かれていました。
   

  

敷き布団にゴロ〜ンと転がってみると、
さすがは、旅館の敷き布団です！

背中へのファーストタッチから、
体を包みこむ感じが全く違うので感動しました！

お陰様で横になってから5分程度で、ぐっすり眠ることができました。

縁側、テラス

 
  

囲碁なんて全く打ったことありませんが、
打ちたくなるような絵面ですね。

窓を開けてテラスに出ると、
生い茂った草木がもてなしてくれます。 

 日々の生活で酷使された目も歓喜していました！

トイレ

 
  

懐かしい雰囲気を感じさせつつも、ぴかぴかの水洗便器でした。

写真では見づらいのですが、
竹？で作られたスリッパにある凹凸が

土踏まずをいい具合に刺激してくれて癖になりそうでした。
持ち帰りたかったです。

個室露天風呂

そして最後に、「竹ぶえ」最大の特徴でもある個室露天風呂です。

ヒノキで作られた浴槽に源泉が掛け流し状態になっています。


   
普段こんなに水の無駄遣いをしたら、絶対怒られるやつですね。
うーん、この贅沢は堪らんですよ。 

広さは、大人1人＋子供1人が入れる程度というところでしょうか。
貸切風呂よりは一回り小さかったです。

さて、いざ入浴開始です･･･！



ゔぅあああああ〜〜超極楽っす〜

温泉が流れる「チャポチャポ」音と
風情ある作りに心までもが洗われたような気がします！



私、実は熱いお湯に浸かるのが苦手なのですが、
お湯の温度が丁度よく、すんなり入ることができました！

もし、熱いのがお好みの方は注ぎ足し湯があるので、
こちらの蛇口を捻ってガツーンと熱くできるようです。


   


1つ残念だったのは、ウッドデッキがあるせいで、
景色を眺めながら湯に浸かれなかったことかな。

外から他人に覗かれる可能性を考えれば、
妥当な対策だとは思うんですけどね。



それでも個室露天風呂は、
他の温泉施設とは違って利用時間の制限もないし、

自分だけの空間を楽しむことができたので私は結構満足でした。

隙間時間に移動なしで、
ササっと入れる点もよかった。




虫に関しても、

「出る出る」と聞いて覚悟していたのですが、
宿泊したのが11月だったということもあり、

1匹も遭遇しませんでした。

ああ〜よかった（笑）

虫が苦手な人は、
寒い時期に宿泊されるといいかもしれませんね。

サービス関連

サービス面の特徴として挙げられそうなのは、
従業員の方が基本的に部屋の出入りをしないことですかね。

宿泊代が安くない旅館であれば、
ルームサービスで布団を敷きに来てくれたり、
部屋で朝食が食べられたりするものですが、

きらの里では、お客様の自由な空間を邪魔しないようにとの配慮から、
基本的に出入りしない方針を取っています。
（布団敷きは希望があれば来てくれるようです。）



この方針には、
賛否両論あるかと思いますが、

私は従業員の方が部屋に入ってくると恐縮してしまうような人間なので、
サービスとしてこういう形はありだなと思いました。



部屋の備品についてはですね、

歯ブラシやタオルといった基本的な物に加え、
じんべえや丹前、足袋などの、

「旅館に来たなあ〜」
と実感するアイテムもしっかり取り揃えてありました！
   

  

他には、加湿器なんかも置いてあったので、
寒い時期、乾燥が気になる方は有難い存在ではないでしょうか。

お部屋全体の印象としては、
見た目や景色が良かったのは勿論のこと、

細かい事に気を使っているのが垣間見えて、
非常によかったなと思いました。


第２回　きらの里 旅行記！温泉施設（主に貸切風呂）の感想！へ続く･･･


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