アルコールが分解される時間!飲酒運転を回避せよ!
「今日ちょっと飲みに行かない?」
日常の生活でよく耳にする言葉ですよね。
もし自分が暇を持て余しているのならば、
至高の瞬間であることは間違いないでしょう!
期待を胸に、手帳の予定をペラペラとめくり確認すると、
そこには赤い字で「車で移動」と書いてある。
「ごめん。明日運転する予定があるんだ。また誘ってね…」
と一気にトーンダウン…あると思います!
「お酒が抜けるまでの時間がある程度わかりさえすれば、
行けたかもしれないのに!」
なんて思ったことがあるのではないでしょうか?
今回は、アルコールが抜けるまでの時間、アルコールの分解速度の計算、呼気検査、改善方法、アルコールチェックについて取り上げたいと思います。
アルコールが抜けるまでの時間は?
アルコールの分解速度は個人差があるので、
誰にでも当てはまるわけではないのですが、
ビール500mℓ(5%)飲むと、
約3〜4時間くらいかかると言われています。
中ビン3本(1本500mℓ)ですと、
飲んだ分だけ時間が延びるため、アルコールが抜けるまで9〜12時間かかります。
ちなみにワインの場合は、
1杯125mℓ、アルコール度数10%とすると、
1時間半〜2時間かかります。
(フルボトルであれば750mですが、お店だとこれを6回に分けてグラスに注ぐことが多いとのことなので、125mにしました。)
これらを飲むことで、当日中の運転が厳しくなることはもちろんのこと、
下手をすれば、翌日にまで及んでしまう可能性があります。
下記では、アルコールが抜けるまでのおおよその時間を計るための簡単な計算方法を紹介してみたいと思います。
アルコールが分解されるまでの計算方法について
①自分の体重、②アルコール飲料の量、③アルコール飲料の度数
がわかれば、だいたいの時間を把握することができます。
以下が式となります!
(①自分の体重)×0.1=(1時間で分解できる純アルコール量(g))…④
b
(②アルコール飲料の量)×(③アルコール飲料の度数÷100)×0.8=(ビールに含まれる純アルコール量)…⑤
c
(⑤ビールに含まれる純アルコール量)÷(④1時間で分解できる純アルコール量)=アルコールが分解できる時間
参考
飲酒の基礎知識
アルコールが抜けるにはどのくらいかかる?
例えば
体重が70kgの人が500mℓのビール(アルコール度数5%)を飲んだとしましょう。
70kg×0.1=7g(④1時間で分解できる純アルコール量)
b
500mℓ×(5÷100)×0.8=20g(⑤ビールに含まれるアルコール量)
そうすると、分解されるまでの時間は、
20g(⑤ビールに含まれるアルコール量)÷7g(④1時間で分解できる純アルコール量)=2.857時間
だいたい3時間くらいで消化できるというのが目安になる感じですね。
ちなみに体重60kgであれば、3.333..時間
体重が重い人の方が早く分解できるということですね。
私は最近、「太ったね!」とよく言われるので、この情報で周りに対抗してみたいと思います(笑)
呼気検査について
警察の飲酒運転の検査は、
呼気検査というものが行われます。
その際、呼気アルコール濃度が0.15mg/ℓ以上であれば、
酒気帯び運転、または酒酔い運転となり違反となってしまいます。
どのくらい飲むと基準値を越えてしまうのかといいますと、
350mℓのビール缶1本で、約0.15mg/ℓが計測されます。
ということは、1本でほぼアウトです(笑)
酔ってないから大丈夫!なんて絶対に考えないようにしましょう!
酔いが回っているピークの状態は、
飲んでから30分〜1時間後にくるようです。
誤って飲んでしまった場合は、バスやタクシー、電車などの交通機関を利用しましょう!
呼気アルコール濃度の計算
下記が呼気アルコール濃度を導き出す公式となります。例えば、体重70kgの方が350mℓのビールを飲酒したとした場合
350×5÷167÷70=0.1497(mg/ℓ)
警察が罰しているのは、あくまで、飲酒することではなく、酒気帯び、酒酔い運転ですが、
缶ビール1本で綱渡りする必要はないですし、それ以上に人の人生を左右しかねないので、絶対にやめておきましょうね!
改善するには?
1.ウコンを摂取する。
ウコンにはクルクミンという成分が含まれていて、アルコールの分解能力に優れています。
このクルクミンは、残念ながらウコン以外の食べ物には、含まれていません。
「お酒といえばウコン」というのはこういった理由からなんですね!
クルクミンには、他にも、肝機能を促進させる効果があり、
アセトアルデヒドというアルコールから出る有害物質を分解し、排出してくれます。
このアセトアルデヒドが気持ち悪くなる原因なので、
これを体外に出さなければなりません。
2.水をたくさん飲むこと。
ウコンを飲んで、アセトアルデヒドを分解したとしても、外に出さなければ、有害物質が出ていきません。
水を飲んで、ガンガン外に放出しましょう!
牛乳やサウナはダメ?
牛乳には、アルコールの吸収を抑えるという効果はありませんが、
牛乳などの乳製品に含まれているタンパク質が、肝臓の働きをよくするようです。
サウナに関しては、やめましょう!
体内の水分が脱水し、アルコールが分解されづらくなります。そればかりか、脳卒中や心臓病を発症してしまう可能性があります。
体内のアルコールをチェックする!
もう、改善できましたか?まださすがに厳しいですね!飲む前にある程度アルコールのチェックをしてから飲めれば、今後の予定が立てやすくなりそうですよね。
上記のような計算式に入れて、自力で導き出すのもいいのですが、めんどくさいというのが正直なところ!
しかし、最近は、非常に便利な時代で、スマホでアルコールの分解までチェックをすることができます。
無料なんで使ってみてもいいんじゃないかなと思います!
二日酔いチェッカー(ios)
アルコール度数がわからなくても、飲み物を選ぶだけで、アルコールが抜けるまでの時間が簡単にわかります。
お酒を注文する時に、アプリ内の飲んだお酒の追加ボタンをタップしていけば、飲み終わった時にだいたいの時間がわかります。
問題は、酔った場合にカウントしていられる状態なのか?ということですかね(笑)
飲酒検知機(Android)
飲酒探知機
自分は、iPhoneユーザーなので、使ったことがありません。検索したらこれが出てきたって感じです(笑)
他にも同じようなものがありましたので、気になる方は探してみてください!
まとめ
- ビール500mℓ飲むことで、アルコールが抜けるまでに3〜4時間かかってしまう。
- アルコール分解時間の計算は、体重とアルコール飲料の量、アルコール度数の3つがわかれば簡単に求めることができる
- 呼気検査は、ビール350mℓを1本飲んだだけで酒気帯び運転の値にほぼ到達する。
- 改善するには、ウコン、水、乳製品なんかを摂取し、有害物質を体外に放出する
- 無料アプリである程度アルコールが抜けるまでのチェックができる。
昨日、赤ワインを頂いたのですが、思った以上に顔にブワァーってきますね(笑)
アルコールを飲んだ際の数値的な部分を気にするのはもちろんのことですが、
自分の感覚的な部分にも気をつかうことができればなお良いかなと思いました!
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交通
公開日:
最終更新日:2018/11/12
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